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当社は昭和2年の創立以来、酒、醤油を主体とする醸造関係の容器の製造を主業として参りました。当社の製品は創立時の木樽、琺瑯タンクを経まして、昭和29年に理化学研究所と共同研究した我が国で初めてのプラスチックライニングタンクへと進化し、醸造タンクの大型化・高性能化のニーズに応えて参りました。


当社独自の設計・製作による醸造タンクは、業界の方々から高い評価をいただき、現在では70%以上のシェアを持つにいたりました。その後、水槽類、貯湯槽、パイプなど給排水衛生設備の建築設備関連ライニング製品に進出しました。醸造用タンクと同様の品質を実現するため、水槽は鋼板製一体型とし、全溶接による耐震型の構造といたしました。また近年ではステンレス製配水池、温度成層型竪型蓄熱槽など取り扱い製品を増やして参りました。


技術開発面では社内に研究施設を設け、そのうえ各大学研究機関とも連携し、常に研究開発に力を注いでおります。昭和56年にはドイツのムンク・アンド・シュミッツ社と技術提携して無溶剤型ホットエアレススプレー工法を開発し、大型タンクの現地施工を可能にしました。
また、貯水タンクの耐震性に関する実験や研究を産学協同で行い、地震時におけるタンクの挙動に関する知見を深め、安全性能の確保に努めております。


平成6年5月に長岡工場、平成8年4月に埼玉工場、神戸工場をそれぞれ分社独立し、地域ごとに製造・販売を行う体制を整えて参りました。その後、平成6年11月長岡に精米工場を建設し、タンク製造の拠点は平成15年4月株式会社エヌ・ワイ・ケイ埼玉工場に集約しました。また、平成19年6月には株式会社NYKシステムズを設立し、「建築設備専用CAD Rebro(レブロ)」の開発を開始しました。平成20年6月にファーストバージョンとなるRebro2008の販売を開始し、その後も毎年バージョンアップを重ねて建築設備業界のお客様にご好評をいただいております。


これからも時代のニーズに対応するため製品の研究開発と技術の向上に努め、お得意様各位のご信頼をいただくよう精進いたす所存であります。今後とも何分のご支援とご愛顧を賜りますよう切にお願い申し上げます。

日本容器工業株式会社
代表取締役 渡辺 洋一郎

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